那覇空港と本部町を結ぶ高速バス、JTB沖縄と北部観光バス出資のLLPが運行

JTB沖縄と北部観光バスが出資した、沖縄エアポートシャトル有限責任事業組合は、5月23日より那覇空港~本部町海洋博記念公園間を結ぶ新たな高速路線バス事業を開始する。

那覇空港の国内線・国際線ターミナル、旭橋駅前(那覇バスターミナル前)、県庁北口(国際通り入り口)、泊高橋(泊港 とまりん前)、ナビービーチ前(恩納村コミュニティセンター)、かりゆしビーチ前、名護市役所前、本部町観光協会前(もとぶかりゆし市場)、記念公園前(美ら海水族館)、ホテルオリオンモトブ(備瀬フクギ並木入り口)の12ヶ所の停留所を設ける。那覇市内区間のみでの乗降はできず、北部方面行きでは県庁北口は乗車専用、記念公園前は降車専用となる。空港方面行きの旭橋駅前は降車専用となる。

1日あたりの運行便数は、北部方面行きは13便、那覇空港行きは12便の計25便。うち北部方面行きの1便は県庁北口発、那覇空港方面行きの1便は旭橋駅前止まりとなる。観光客やビジネス客、地元住民の利用を想定しており、多言語に対応し、無料Wi-Fiも完備する。全便ウェブサイトでの予約にも対応する。

大人片道運賃は那覇エリアと本部町観光協会前〜ホテルオリオンモトブ間は2,000円となる。小児、障害者、児童福祉法適用者、免許返納者は大人運賃の半額となる。5月23日から6月30日までは運行開始を記念した特別運賃を設定し、7月1日以降も回数券などを販売する。

沖縄エアポートシャトル有限責任事業組合は、今年3月に設立。JTB沖縄と北部観光バスが50%ずつを出資した。出資金は1億円。