【搭乗レポート】大阪/関西~ホノルル/スクート TR700便(エコノミークラス)

ゲートを通過する際、一部の人は二次検査を受けていた。

事前座席指定で機内前方にあるサイレントゾーンの5Fを指定した。サイレントゾーンは12歳以下は利用できない座席で、可動式ヘッドレストが装備されている。当路線はスクートの料金区分によると4つの区分のうち上から2番目にあたる「長距離フライト」で、他にも札幌/千歳・東京/成田・大阪/関西〜シンガポール線や東京/成田〜バンコク/ドンムアン線も該当する。

この区分ではスタンダードシートは960円だが、ヘッドレスト付のサイレントゾーンの座席は1,520円で指定できる。大した料金の差ではないのでスタンダードシートよりサイレントゾーンを指定することをおすすめしたい。

なお、東京/成田〜台北/桃園線や大阪/関西〜高雄線は「短距離フライト」の区分となるものの、同一便で乗り継いでシンガポールやバンコク/ドンムアンへ向かう場合、区間ごとに座席指定料金が発生するので注意が必要だ。

筆者は身長が168センチだが、特に窮屈感はない。

シートポケットには機内販売品が記載されたScoot Cafeや機内免税販売品、機内Wi-Fiに関する冊子が入っている。

おやすみキットを予約しており、離陸しシートベルトサインが消えた後に配布された。オリジナルのブランケット、ネックピロー、アイマスクがセットになっている。また、ビジネスクラス「スクートビズ」や、スタンダードシートより最大30%広く、可動式ヘッドレストを装備した「スーパーシート」へのアップグレードを有料で受け付けるアナウンスがあった。

機内食は出ないので、飛行中は終始寝て過ごした。

大阪/関西からホノルルへの路線は冬の強いジェット気流に乗るため約7時間で定刻に到着した。

スクートのボーイング787は大手航空会社に遜色なく座席スペースに余裕があり、機内環境も快適だったので早朝の到着でも体は楽だった。

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