ANAとSBトライブ、空港での自動運転バスの導入に向けた実証実験

全日本空輸(ANA)とSBドライブは、空港での自動運転バスの導入に向けた取り組みを開始した。

羽田空港の新整備場地区の約2.3キロで、自動運転レベル3とレベル4相当の自動走行を行う。自動運転技術を研究・開発する先進モビリティが小型バスの日野ポンチョを改造した実験車両と、SBドライブが開発中の遠隔運行管理システム「Dispatcher(ディスパッチャー)」を使用して、車両走行制御技術や遠隔運行管理システムの検証などを行う。車両には自動アクセルやブレーキ制御装置、自動操舵装置、LiDAR(レーザースキャナー)、ミリ波レーダー、GPS受信機を備え付けている。

実証期間は2月21日から28日までで、制御技術やセンシング技術の高度化に向けたAI(人工知能)技術の活用可能性や、加減速制御の活用による車内転倒事故の減少、乗り心地改善に係る検証を行う。2020年以降の実用化を目指す。

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