東京メトロ日比谷線でクラシック音楽やヒーリングミュージックを放送 1月29日から

東京メトロは、日比谷線の13000系車両で、1月29日より日中時間帯にBGM放送を試行運用する。

13000系車両の車内スピーカーには高音質ステレオ放送システムを搭載しており、よりクリアな音質で楽しむことができるという。イベント列車の運行時や、車両点検時のスピーカー試験のために導入したものの、快適な車内空間を提供することを目的に、営業列車でも試行運用を行うこととした。通勤用列車の営業列車内でBGMを放送することは国内で初の試みで、当面の間行うという。

区間は日比谷線の中目黒駅から北千住駅間で、1日2往復を運転する。BGMは奇数編成では「月の光」ベルガマスク組曲より(クロード・ドビュッシー)、「ノクターン」第2番変ホ長調 作品9-2(フレデリック・ショパン)、「春の歌」作品62-6(フェリックス・メンデルスゾーン)などのクラシック音楽、偶数編成では「朝空を開いて」(Mitsuhiro)、「そよぐ緑」(Mitsuhiro)、「陽を浴びて」(Mitsuhiro)などのヒーリングミュージックを放送する。事故や荒天でダイヤの乱れが発生した場合は中止することもある。