
フィンエアー、エアバスA350-900型機10機を改造 最大離陸重量を増加、東京・ソウル路線に投入
日本航空(JAL)は、超音速旅客機の開発を行うBOOM TECHNOLOGYと資本業務提携を行った。
BOOM TECHNOLOGYはアメリカ・デンバーに本社を置き、巡航速度がマッハ2.2(時速2,335キロ)の超音速旅客機の開発を手がけている。座席数はビジネスクラス仕様で45席から55席、航続距離は8,334キロ。通常の航空機は時速800キロから900キロで、実現すれば大幅に所要時間が短縮される。
JALは1,000万米ドルの資金提供のほか、定期航空運送事業者観点(技術、仕様など)でのサポートやプロモーション協力を行う。将来の優先発注権(20機)も得る。BOOM TECHNOLOGYは導入時サポートやプロモーション協力も行う。
JALでは、航空機による「移動時間の短縮」には大きな価値があり、その可能性に対するBOOMの挑戦を定期航空運送事業者の観点からサポートし、実現による顧客価値向上を目指すという。