ANAホールディングスとJAL、無利子貸与型奨学金「未来のパイロット」に資金協力 パイロットを目指す学生・訓練生を応援

ANAホールディングスと日本航空(JAL)は、私立大学などのパイロット養成課程の学生・訓練生を対象とした無利子貸与型奨学金「未来のパイロット」に資金協力することを決めた。

事業運営主体は一般社団法人航空機操縦士育英会で、桜美林大学、東海大学、崇城大学、千葉科学大学、日本航空大学校、新日本航空が参加民間養成機関となる。貸与人数は1学年あたり計25名程度、1人あたり500万円を無利子で貸与する。

格安航空会社(LCC)の発展やパイロットの退職によるパイロット不足が深刻化しつつある中で、国土交通省、民間養成機関、エアラインなどが連携し、将来のパイロットの要請や確保に努めることを目的としており、パイロットを志望する学生や訓練生の学費・訓練費用の負担を軽減することで、チャレンジする学生を応援したいとしている。