エアアジア・ジャパン、悲願の就航実現 初便は166名が搭乗

エアアジア・ジャパンはきょう10月29日、名古屋/中部〜札幌/千歳線に就航した。1日2便を運航する。

運航便数は1日2便で、名古屋/中部を朝と夕方、札幌/千歳に午前と夜に発着する。札幌/千歳での折り返し時間は35分に設定している。いずれもエコノミークラス180席を配置した、エアバスA320型機を使用する。

初便となる名古屋/中部発札幌/千歳行きのDJ1便の予約状況は満席で、実際の搭乗者数は166名だった。定刻より22分遅れの午前7時57分に中部国際空港を出発した。

片道運賃は4,190円から。「バリューパック」は20キロまでの受託手荷物とスナック1食、一部の「スタンダードシート」の座席指定が付いて5,990円から。「プレミアムフレックス」は20キロまでの受託手荷物、全ての座席指定、フライト日時の2回までの変更、優先搭乗、優先手荷物引き渡しが付いて9,190円からとなる。機内持ち込み手荷物は、56センチ×36センチ×23センチ以内のものと、30センチ×40センチ×10センチ以内のハンドバックやバックパックなど座席下に収納できるものの合計7キロまで無料で持ち込みができる。機内食は、マレーシアやタイ料理のほか、名古屋名物のきしめんや飛騨牛を使ったメニューを取り揃えた。

エアアジア・ジャパンは、マレーシアのエアアジア、オクターヴ・ジャパン インフラストラクチャーファンド、楽天、ノエビアホールディングス、アルペンが出資している。2014年3月に準備会社を設立し、同5月にはエアアジア・ジャパンに社名を変更した。2015年10月にエアバスA320型機の初号機を受領。就航準備に時間を要したため、約2年に渡って就航ができなかった。

■ダイヤ
DJ0001 名古屋/中部(07:35)〜札幌/千歳(09:25)
DJ0009 名古屋/中部(17:10)〜札幌/千歳(19:00)
DJ0002 札幌/千歳(10:00)〜名古屋/中部(12:05)
DJ0010 札幌/千歳(19:35)〜名古屋/中部(21:40)

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