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ホテル日航金沢、スイートルームに加賀友禅のデザインをデジタルプリント
ホテル日航金沢は、27階にあるスイートルームの1室を、友禅和柄アーティストの上坂幸栄氏による加賀友禅のデザインをデジタルプリントした壁紙と手描き加賀友禅パネルを施した客室にリニューアルした。
北陸新幹線の金沢延伸後によって増加を続けている国内外からの利用者に対して、金沢の魅力を部屋でも感じることができるようにすることを狙って改装を行った。ベクトルデータを駆使した高意匠加賀友禅和柄デザインは世界で初めて。広さは64平方メートル、正規料金は106,920円(税、サービス料込み)。
上坂幸栄氏は1976年より加賀友禅工房で絵付け修行の後、1980年に独立。FLUSSO Gallery、ニューヨーク国連本部、金沢21世紀美術館などで個展を開くなどの活動を続けている。「JAPANTEX2016」ではデジタルプリント壁紙の「WA UESAKA」を発表した。
ホテル日航金沢は、地上30階建て、最上階は高さ130メートルで、金沢市内や日本海、白山連峰を望むことができる。客室は全254室、館内にはレストランやバー・ラウンジ、大小宴会場も備えている。アクセスは、JR金沢駅東口から徒歩3分。