エアバス、「A380plus」を開発調査へ 座席あたりのコスト13%削減

エアバスは、A380plusを開発調査すると発表した。

新大型ウイングレットや翼の改良によって燃費を最大4%、既存のA380型機と比べて座席あたりのコストを13%削減する。さらに、最大離陸重量を578トンに増加することで、既存の航続距離である8,200海里では最大80名多く運ぶことができる。もしくは航続距離を300海里延長できる。また、整備間隔の延長、6年に1度の整備にかかる時間の短縮、システムの改善で整備コストを抑え、稼働率を向上させることができる。

エアバスは4月に開催された航空機インテリア・エキスポで客室装備の改良を発表している。階段の設計変更、乗務員休憩室の結合、壁際の手荷物入れの取り外し、横9席のプレミアム・エコノミークラスや横11席のエコノミークラスの配置によって、最大80席の追加が可能となる。