外務省、オーストラリア・メルボルンの人質事件で注意喚起 イスラム国の犯行

外務省は、オーストラリア・メルボルンのブライトン地区で6月5日に発生した銃撃人質事件がテロによるものであるとして、6月6日にオーストラリアのターンブル首相が警戒を呼びかけたことから、注意喚起を行うスポット情報を発出した。

在オーストラリア日本国大使館などによると、事件は6月5日夕刻、サービスアパートで男が女性を人質にとり、アパートのロビーでは射殺された男性の遺体が見つかった。容疑者の男は警察に射殺された。イスラム国(ISIL)の事実上の通信社とされているアアマーク通信は、事件がイスラム国の戦闘員によるものであると言及している。2016年9月には、イスラム国はウェブを通じて、オーストラリアの象徴的な場所でのテロを呼びかけている。

オーストラリア政府は、現時点でオーストラリアのテロの脅威レベルは「Probable(起こりそうである)」で変更はないという。

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