新関西国際空港、騒音地域の空調工事助成事業で個人情報漏えい 計2,559件

新関西国際空港は、空調機器工事に対する助成事業で、新個人を特定できる内容で工事履歴情報を特定の業者に漏えいしていたことを明らかにした。

国土交通省が第1種区域として騒音レベルが高い地域に指定した区域内の住宅のうち、指定日より前から存在していた住宅の防音工事や防音工事から一定期間を経過したエアコン、換気装置の交換を行う場合に、費用の一部を新関西国際空港や関西エアポートが負担している。

対象地域は、伊丹空港に隣接する、兵庫県伊丹市と川西市、大阪府豊中市の一部地域。漏えい件数は2,559件で、漏えい時期は2015年6月から10月頃、漏えい先は関西エコテックだった。対象者へは郵送で通知する。専用のお問い合わせ受付センター(電話:0120-659-587)を設置しており、月曜から金曜の午前9時から午後5時まで問い合わせを受け付ける。