阪神電気鉄道とJR西日本が複合ビルを一体開発 大阪・福島駅近くで

阪神電気鉄道とJR西日本は、両社が隣接して共有する土地を複合ビルとして共同で一体的に開発する。開業は2019年春を予定している。

場所はいずれも、JR大阪環状線と阪神本線福島駅から徒歩数分と好立地であるものの、土地の形状等から十分な活用を図ることができなかった。両社は土地の高度利用を目的とする協議を進め、共同で一体的に開発する計画に合意した。

複合ビルにはホテルと商業施設が入居し、敷地面積2,584平方メートルのうち、阪神電気鉄道が1,785平方メートル、JR西日本が799平方メートルを所有する。地上12階、地下3階建てで、地上部分はホテルゾーンで阪急阪神ホテルズ、地下部分は阪急オアシスが入居する予定。

計画の事業主体は阪神電気鉄道とJR西日本不動産開発となる。8月にも建設工事に着工する。