西武ホールディングス、横浜アリーナを子会社化 キリンホールディングスが売却

西武ホールディングスは、横浜アリーナの株式の一部をキリンホールディングスから取得し、子会社化する。

横浜アリーナは1986年に設立し、イベントホール「横浜アリーナ」の管理運営を行っている。西武グループでは設立当初から資本参加しており、横浜アリーナ周辺にある西武グループの「新横浜プリンスホテル」「新横浜プリンスペペ」との連携を強化し、新横浜エリアでの事業基盤を強化する。また、横浜アリーナの営業力を活用し、メットライフドーム(旧称:西武ドーム)などへの、コンサートやスポーツイベントの誘致も行う。

西武ホールディングスの取得株式数は普通株式55,000株で、3月下旬にも取得する。キリンホールディングスは、アミューズへも株式の一部を売却する方針で、アミューズは新たに資本参加する。キリンホールディングスによる株式売却後の株主構成と株式保有比率は、西武ホールディングスが63%、横浜市が24.4%、キリンホールディングスが8.4%、アミューズが4.2%となる。