JAL、パイロット2名からアルコール検知 12月1日のメルボルン発成田行き、3時間11分出発遅延
JALとIBM、整備業務専用アプリ開発 定時性と品質向上目指す
日本航空(JAL)と日本アイ・ビー・エム(IBM)は、航空機整備業務専用の「IBM MobileFirst for iOS」アプリを開発した。2017年4月から導入する。
iPhoneやiPadで、整備士が航空機整備を効率的に行うため場所を選ばず必要な情報の閲覧や入力などを行うことができるもので、現在は機体が到着する前に整備士がオフィスで複数のシステムを操作し、事前に担当する機体のスケジュールや過去の整備記録を確認し、実施した整備内容を紙に記入した後、オフィスに戻ってシステムに入力して記録するなどの煩雑な事務作業が必要だった。アプリを活用することでiPhoneなどで事務作業を行うことができるようになるほか、スケジュールやゲート変更などの最新情報をタイムリーに受け取ることができるようになる。
JALでは世界のエアライン整備士が活用できる業界標準アプリとなることを目指した作り込みを行っているとしており、整備士の業務の変革し、航空機の品質と世界トップの定時性のさらなる向上を目指す。