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大阪環状線の新型車両323系、12月24日デビュー
JR西日本は、大阪環状線で初の専用車両となる323系電車の営業運転を12月24日に開始すると発表した。平成30年度末までに21編成を順次投入し、国鉄時代に製造された大阪環状線内の103系・201系電車をすべて置き換える。
323系電車は、大阪環状線のイメージアップと輸送品質の確保、先進的なサービスによる快適性の向上を図るため、「安全・安心の向上」「機器の信頼性向上(安定輸送)」「情報提供の充実」「人に優しい快適な車内空間」の4点をコンセプトとして開発された。
車体外観は、大阪環状線の電車として長年親しまれてきたオレンジ色を基調とし、先頭部および側面に「大阪環状線改造プロジェクト」のロゴマークをデザインしている。各車両の車内には8か所に計16画面の案内ディスプレイを設置し、日本語・英語・中国語・韓国語の4か国語で案内情報を表示するほか、自動放送を2か国語化。さらに、無料公衆無線LANサービスを提供することで訪日外国人への案内を強化する。
323系電車は、京橋駅を午後4時9分に出発する内回り普通列車としてデビューする予定。