出張でAirbnb利用増加、大学やテクノロジー企業中心に　米コンカー調査

出張経費管理ソリューションを提供するコンカーは、顧客がAirbnbを活用するケースが増えており、2016年第2四半期には前年同期比44％増加したことを明らかにした。

2015年第2四半期から2016年第2四半期にかけてAirbnbを利用した組織は32％増加、支出額は42％増え、平均支出額は242米ドルとなった。特に中小企業、ハイテク企業、高等教育機関での利用の伸びが大きい。コンカー利用企業のうち、Airbnbを利用したトップ20のうち6つが大学、8つがテクノロジー企業だった。出張宿泊では過半数がホテルを利用するものの、大規模な会議やイベント時にはAirbnbなどを貯める旅行者が増加するという。

特に利用者が多かったのはサンフランシスコで、この2年の間に、ロンドン、ニューヨーク、ロサンゼルス、パリ、オースティン、シアトル、ワシントン、シカゴ、シドニーの順でAirbnbの利用者が増えているという。