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仁川国際空港のファーストトラック利用者、導入時の約2倍に 高齢者や経済貢献者へ対象拡大で
韓国・ソウルの仁川国際空港のファーストトラックの利用者が、2015年3月の導入時の2倍に増加したことがわかった。
利用が可能なのは、高齢者や障害者、妊婦などのほか、経済活性化に効果が大きい外国人投資家や投資企業の従業員、外国人のうち韓国国内での購入実績が3万米ドル以上、銀行預金が5,000万韓国ウォン以上の韓国訪問優待カード保有者。高齢者や韓国訪問優待カード保有者に対象を拡大したことで、出発旅客比8%という当初の目標は超えている。
韓国国土交通部の発表によると、2015年3月の1日の平均利用者は約3,500名だったものの、2016年7月には約7,400人に増加した。これは、全体の出国旅客のうち約9%にあたるという。航空会社側は、企業経営者や投資家、バイヤーなどのビジネス旅客が利用することが多いビジネスクラス以上の利用者も利用対象とすることを求めており、施設の処理能力などを総合的に考慮し、判断する計画。
仁川国際空港では、出入国審査の所要時間が長くなっていることが問題となっている。