アメリカン航空機、シカゴで炎上　離陸滑走時に爆発音

2016年10月29日

ABCテレビなどの現地報道によると、シカゴ・オヘア国際空港の滑走路で、マイアミ行きのアメリカン航空383便（ボーイング767-300ER型機、機体記号：N345AN）が離陸中、右側のエンジンから爆発音とともに出火した。

機体は滑走路中央部で停止。乗員9名、乗客161名の計170名で全員が緊急脱出した。アメリカン航空によると、緊急脱出時の打撲や煙を吸うなどで乗客20名と客室乗務員1名が負傷したという。乗客は代替便でマイアミに向けて飛び立った。

事故の影響で滑走路にはエンジンの部品が散乱し、一時閉鎖された。