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エアソウルのファーストフライトに搭乗、無料ドリンクサービスや優先搭乗も【坂部秀治の航空よもやま話】
エアプサンに引き続き、アシアナ航空傘下の格安航空会社(LCC)として設立されたエアソウル。2015年4月に設立され、2016年7月11日にはアシアナ航空のフライトを代替する形で運航を開始した。今回は記念すべきファーストフライトとなった、ソウル/金浦〜済州(チェジュ)線の搭乗レポートをお送りする。
こちらは金浦空港国内線ターミナルのアシアナ航空チェックインカウンター。現時点で国内線はアシアナ航空が代行販売を行っているため、エアソウル独自のカウンターはまだ設置されていなかった。ご覧の通り「エアソウル」と書かれた看板だけが掲げられている。
搭乗手続きはカウンターのほか、アシアナ航空の自動チェックイン機でも行うことができ、搭乗便の予約データを入力するだけで簡単に発券が出来た。韓国語や英語だけでなく、日本語と中国語にも対応しているため、海外旅行初心者にも便利なシステムとなっている。予約時に予約番号やEチケット番号を取得していれば、こちらの方がスムーズといえるだろう。
自動チェックイン機の画面上ではチケットの発券に加え、搭乗開始時刻や搭乗口、手荷物に関する諸注意などがアナウンスされている。チェックイン自体にはパスポート等の身分証明書は必要無いものの、保安検査場や搭乗口で提示を求められるケースが有るため、常に持ち歩いていたい。
自動チェックイン機にて発券した搭乗券とパスポート。韓国国内線はカウンター発券・自動チェックイン機発券にかかわらずレシートタイプの搭乗券となっている。前述の通り国内線の販売やハンドリング作業は現時点でアシアナ航空が代行しているため、現在のところ搭乗券の様式や便名などはアシアナ航空に準している。そのためスターアライアンス上級会員の場合、出発前のラウンジ利用や優先搭乗等のベネフィットが享受出来るのが大きなポイントだ。
エアソウル初便となるOZ/RS9581便は金浦空港12番搭乗口からの出発となった。形式上はエアソウル運航便にアシアナ航空がコードシェアを行うと言うスタイルを取っており、同じ航空機にOZ(アシアナ航空)とRS(エアソウル)と2つの便名が付与されている。この日がエアソウルにとって記念すべき一日、関係者と思われるスーツの集団がしきりに表示を撮影していた。
エアソウルは格安航空会社であるが、アシアナ航空とコードシェアを行っている関係でスターアライアンス上級会員向けの優先搭乗と高齢者・乳幼児連れを対象とした事前改札サービスも利用できる。