メキシコ、2020年までに日本からの年間渡航者20万人を目指す

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メキシコのエンリケ・デラマドリー観光大臣と、ルーデス・ベロー観光局長が来日した。国土交通省や観光庁を訪れたほか、日本国内の航空会社役員や業界関係者との懇談、投資家へのセミナーを実施した。

ベロー局長は、「日本からの渡航者はアジア市場全体で26.1%という、最も大きな割合を占めており、次いで韓国の20.1%、そして中国の16.9%となっている。日墨間では、年々空路の拡大も行われており、今後もさらなる市場の拡大を期待しています」と語った。

メキシコへの日本人渡航者数は2013年より年々増加しており、2016年は前年比14.3%増となっている。全日本空輸(ANA)は2017年2月より、東京/成田〜メキシコシティ線に就航するなど、便数が増加することで、2020年には日本からの年間渡航者数20万人を目指す方針を示した。日本からの人気渡航先は、メキシコシティ、カンクン、レオン、グアナファトで、日本人渡航者のうち81%が訪れている。