ANAの就航で期待高まるミラノ、観光や貨物需要の顕在化でデイリー化も見込む
今後も利用したい航空会社、ANAがトップ マイボイスコム調べ
マイボイスコムは、7回目となる「航空会社のイメージ」に関するインターネット調査を8月1日から5日まで実施し、結果を発表した。
回答者のうち、年1回程度以上利用している人は全体の約3割、年に1回以下を利用した人が約半数を占めた。前年度からの回答を比較すると飛行機を利用したことがない、年1回程度利用しないという回答が年々増加傾向にある。
飛行機利用経験者に利用したことがある航空会社について聞いたところ、全日本空輸(ANA)、日本航空(JAL)が共に8割前後と他の航空会社に差をつけて1位、2位となった。
以下、大韓航空、ユナイテッド航空、スカイマーク、シンガポール航空、キャセイパシフィック航空が各1割強で続いている。韓国やグアム、ハワイ、シンガポール、香港など、人気旅行先に就航する航空会社の利用も多い傾向にある。
価格が手頃、リーズナブルと思う航空会社は、ピーチ、スカイマークが3割前後、ジェットスターグループ、エア・ドゥ、スターフライヤー、ソラシドエアが1~2割で続いた。地域別では、北海道ではエア・ドゥ、九州ではスカイマークが1位。近畿では、ピーチ・アビエーションが他の地域より高くなる傾向が見られた。
最後に今後利用したい航空会社は、ANA、JALが共に57.7%と49%で上位2位にランクイン。以下、スカイマーク、ピーチ、シンガポール航空、ジェットスターグループ、エア・ドゥが続く。JALは、経営破綻前の2007年と2010年の利用意向は3割前後となっていたものの、年々割合が増加しており、今回の調査ではおよそ半分の人が利用意向があるという結果となった。