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「骨付き鳥」に「うどん」まで JR四国、2015年度の忘れ物白書を発表
JR四国は、2015年度の駅・列車内での忘れ物の件数・金額をまとめた「忘れ物白書」を発表した。
2015年度の忘れ物の総件数は34,305件、現金は25,525,693円で、いずれも前年度比で増加。総件数は3年連続で過去最多を更新した。忘れ物の場所は列車内が68.5%と圧倒的に多く、月別にみると8月が最も忘れ物が多い月となっている。
品物別では傘類が8,069点でトップとなり、装身具類(4,609点)、書籍・文房具類(3,700点)が続いた。また、点数が少ない珍しい忘れ物として、お遍路に使われたと見られる「金剛杖」や「袈裟」のほか、「うどん」や「骨付き鳥」といった四国らしい物も届けられていた。
これらの忘れ物のうち、無事本人に返った物は10,145件(26.9%)、現金は20,185,909円(79.1%)だった。JR四国は、忘れ物に気付いた場合は「いつ」、「どこで」、「どのような」忘れ物をしたかを具体的に、できるだけ早く申し出るよう呼びかけている。