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ANA、ホノルル線にフルフラットシートのビジネスクラス プレミアムエコノミーのサービスも開始
全日本空輸(ANA)は、10月30日より、東京/羽田〜ホノルル線にボーイング787-9型機を導入し、プレミアムエコノミークラスのサービスを開始する。ビジネスクラスはフルフラットシートとなる。
現在ANAは、1日1便を運航している東京/羽田〜ホノルル線は、ビジネスクラス42席、エコノミークラス198席の計240席を配置したボーイング787-8型機、1日2便を運航している東京/成田〜ホノルル線は、ビジネスクラス35席、エコノミークラス179席の計214席を配置したボーイング767-300型機を使用している。いずれもビジネスクラスはライフラットシートで、180度水平となるフルフラットシートが東京/羽田〜ホノルル線に投入されるのは初となる。投入するボーイング787-9型機は、ビジネスクラス40席、プレミアムエコノミークラス14席、エコノミークラス182席の計246席を配置しており、機材は大型になるものの、供給席数はほぼ変わらない。
一方、日本航空(JAL)も、2017年1月以降、新仕様機「SKY SUITE」を搭載したボーイング777-200型機をホノルル線に投入する意向。現在、ホノルル線は東京/羽田・大阪/関西・名古屋/中部発着は1日1便、東京/成田発着は1日3便を運航し、繁忙期には臨時便を1便増便している。東京/成田〜ホノルル線の1日2便のみ(臨時便除く)「SKY SUITE」仕様の機材で運航しており、ビジネスクラスではフルフラットシートを搭載している。新仕様のボーイング777-200型機では、エコノミークラスは「3-4-2」配列でカップルや家族連れなどが隣同士になれるよう配慮。資生堂パーラーとコラボした機内食を東京/羽田発以外の日本発路線で提供するなど、豊富な便数とサービスで迎え撃つ。
JALと資生堂パーラー、日本発ホノルル行き機内食でコラボ ビーフシチューなど定番メニュー提供
https://www.traicy.com/20160818-JLshiseidoJAL、ボーイング777−200ER型機にも「SKY SUITE」導入 ホノルル線ビジネスクラスもフルフラットに
https://www.traicy.com/20160120-JLskysuite