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今どきの中学校は3校に1校が海外、オセアニアが人気 旺文社調査
大学受験のパスナビや英単語ターゲット1900などを運営、出版する旺文社は、東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城・栃木の私立中学校、国立大学付属中学校、公立中高一貫校、合計308校を対象にアンケートを実施し、その中から海外への修学旅行実施校数とその旅行先の調査結果を発表した。
アンケートで、中学校の修学旅行先について回答を得た258校のうち、海外を挙げたのは82校。およそ3校に1校(約32%)の中学校が海外への修学旅行を実施していることがわかった。多くの学校では希望者を対象に海外語学研修や短期留学を実施しているが、修学旅行でも海外を選ぶ学校が増えている傾向にあるようだ。中学校のうちに国内、海外両方に修学旅行を実施しているというリッチな学校も存在する。なお国立大学付属中学校では、海外への修学旅行を実施している中学校は無かった。
海外の修学旅行先として最も人気が高かったのは、29校でオーストラリアとなった。以下、ニュージーランド、カナダ、アメリカ、イギリス、マレーシアが続く。上位7校はすべて英語圏の国という結果となった。多くの中学校が修学旅行を語学学習の実践機会だと考えているとみられる。
地域別に見ると、オセアニアが約半数を占めている。オセアニアは日本と比べ時差も少なく、治安も比較的いいことから人気を集めていると考えられる。次に人気なの北アメリカだが、特に治安もいいと言われるカナダが人気となっている。アジアの中では、特にマレーシアやシンガポールが人気。両国共にイギリスの植民地だった歴史もあり英語が通じやすいことからアジアの中でも実施する中学校が多いと考えられる。