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WILLER TRAVEL、位置情報ゲーム「Ingress」の世界観を体感できるバスを初公開 7月17日より運行開始
WILLER TRAVELは、スマートフォン向け拡張現実(AR)位置情報ゲーム「Ingress」の世界観をリアルに体験することができる世界で初めてのバス「NL-PRIME」を開発し、7月16日、東京・お台場で開催されたイベント「Aegis Nova」でお披露目・試乗会を開催した。
「Ingress」は、現実の街中を移動しながら、エキゾチックマター(XM)と呼ばれる謎のエネルギーをめぐってプレイヤー同士が争うゲーム。今回初公開した「NL-PRIME」は、世界で一台しかないXM調査バスで、乗組員(乗客)がバス車内で日本のXM研究者「司アキラ」の研究の手伝いをするという設定になっている。
車体の外装は「Ingress」の世界観を、内装はSF映画の宇宙船をイメージさせるデザイン。シートは横3列(一部2列)、縦8列となっており、一度に最大で22名が乗車できる。それぞれのシートにはタッチパネル式のプライベートモニターを設置しており、走行中はストーリーの概要を説明する映像が展開される。映像の間には、ingress知識試しクイズや、周囲の人との協力が必要な「XMセンシティブテスト」などのコンテンツがあり、乗客同士の交流を促す。
営業運行は7月17日から開始する。7月中は、水・金・土・祝日に丸ノ内鍛冶橋駐車場発着の都内周遊コース4便と、JR成田駅~丸ノ内鍛冶橋駐車場間の1往復を運行。日曜日は、丸ノ内鍛冶橋駐車場発着の横須賀行きコース1便、横須賀発着の横浜行きコース1便と、JR成田駅~丸ノ内鍛冶橋駐車場間の1往復を運行する。価格は、横須賀行きコースが4,800円、その他のコースは3,000円となっている。
WILLER TRAVELは、「NL-PRIME」をきっかけに日本の魅力を発見してもらうことも運行の目的の一つとしており、東京/成田発着の格安航空会社(LCC)からの接続にも対応し、海外の「Ingress」ユーザーの来日も促したいとしている。