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トッパン・フォームズは、航空会社の自動手荷物預け機に対応した手荷物タグを開発した。全日本空輸(ANA)が羽田空港で導入した自動手荷物預け機で採用されている。
通常はのりを裏面全面に塗布するものの、一部にのりを塗布しない領域を設けた部分塗工を手荷物タグに初めて採用した。手荷物タグは使用時に両端部分にあるのりを塗布した部分のみが貼り付くため、のりを塗布しなかった部分がリング状になって手荷物の取っ手とタグの間に空間ができ、手荷物の上方にタグがはみ出る「立ち上がり」現象を防ぐことができるという。これにより、センサーの誤感知を防ぐことができるという。
利用者にもわかりやすく、のりに着色したほか、タグの裏面に塗布したのり同士が接着する自着タイプであることからシンプルなオペレーションを実現。剥離紙を使用せず、無駄なゴミが出ないようにした。
トッパン・フォームズでは特許を申請中で、手荷物タグの拡販により2020年までに累計5億円の売上を目指す。