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上級会員に新ステータス アメリカン航空、マイルサービス刷新へ
8月から始まる新たなフライトマイル積算数は、アメリカン航空が販売する航空券の利用運賃に基づいて行われます。上級会員の皆様は種別に応じてさらに多くのマイルが貯まります。
運賃1ドルにつき、AAdvantage(一般会員)は5マイル、AAdvantage Gold(ゴールド会員)は40%加算の7マイル、AAdvantage Platinum(プラチナ会員)は60%加算の8マイル、AAdvantage Executive Platinum(エグゼクティブプラチナ会員)は120%加算の11マイル。基本運賃とサーチャージは加算対象となり、税金、空港施設使用料などの諸費用はマイル積算の対象外。
パートナー航空会社が販売するフライトは、その飛行距離のうちの割合と購入した予約コードに基づいてマイルが計算されます。
また、2017年1月1日からはAAdvantageプログラム4番目となる上級会員ステータス「Platinum Pro(プラチナプロ)」が加わり、会員は2017年からこの新種別へのランクアップが可能になります。
プラチナ・プロはプラチナとエグゼクティブプラチナの間に位置づけられ、特典は北米域内および米国と中南米間を結ぶ対象便の無料アップグレードへの自動リクエスト実施、1ドルあたり9マイル加算(80%加算)、受託手荷物2個まで無料、ワンワールドのサファイア会員資格が提供されます。
上級会員へのランクアップに関する新基準として、2017年1月1日からは利用運賃(EQD: Elite Qualifying Dollars)が追加されます。上級会員へのランクアップは、規定の利用運賃を達成すると共に、対象マイル数(EQM: Elite Qualifying Miles)と飛行区間(EQS: Elite Qualifying Segments)のいずれかの基準を満たす必要があります。
達成基準のマイル数および搭乗回数と運賃額は、ゴールド会員が2万5000マイルまたは30回搭乗と3,000ドル、プラチナ会員は5万マイルまたは60回搭乗と6,000ドル、プラチナプロ会員は7万5000マイルまたは90回搭乗と9,000ドル、エグゼクティブプラチナ会員は10万マイルまたは120回搭乗と1万2,000ドル。
また、座席アップグレードに適用される特典も変更されます。会員から座席のアップグレードリクエストがあった場合、優先順位設定方法が変更され、その順位は直前12か月間の合計運賃額を計算し、それをさらに会員種別順に並べて決めます。加えてエグゼクティブプラチナ会員は特典航空券を利用する際、500マイル分の無料アップグレード特典を使うことで、メインキャビン(エコノミークラス)からひとつ上の座席に変更が可能です。
AAdvantageプログラムの最新情報は、アメリカン航空の公式サイトで紹介されています。