【フォトレポート】JAL、国際線新仕様機をお披露目 ビジネスクラスは日本初のヘリンボーン

エコノミークラスは並び席の確保や通路へのアクセスが容易となる「3-4-2」配列を採用。シートピッチは一部座席を除いて約84センチから86センチ、アームレスト間のシート幅は約47センチ、モニターは10.6インチとなる。現行より、シートピッチは最大約10センチ、座席幅は約2センチ拡大した。ドイツのZIMが製造した。

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ビジネスクラス用のトイレには、TOTOの「ウォシュレット」を装備するほか、機内エンターテインメントシステムは、最新の「MAGIC-Ⅵ」となり、映画や音楽など300以上のプログラムを楽しむことができる。室内照明はLEDとなる。さらに、機内インターネット接続サービス「JAL SKY Wi-Fi」を導入。全席にシート電源とUSBポートを設置する。

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ビジネスクラス42席、プレミアムエコノミークラス40席、エコノミークラス154席の計236席を配置する。現行のプレミアムエコノミーを設置している計245席と、プレミアムエコノミー設置していない312席の機材から比較すると、供給座席数は最大で76席減少することになる。時刻表には「SS2」と表示される。

「SKY SUITE」シリーズは、ボーイング777−300ER型機の「JAL SKY SUITE」と、ボーイング767型機の「JAL SKY SUITE Ⅱ」を合わせて計31機に導入しており、「SKY SUITE Ⅲ」の導入で、近距離アジア線などを除くほとんどの路線で「SKY SUITE」を利用できるようになる。

路線統括本部商品・サービス企画本部長の加藤淳氏は、「エコノミークラスは3-3-3の座席配置が一般的だが、ホノルル線への就航を念頭に、3-4-2という形を実現した。ホノルル線では夫婦、カップル、家族連れ、いろんな人数の組み合わせがあり、通路への出入りの自由度が高まる。」と話した。まずはビジネス需要が高いバンコク線に投入することで、ユーザー満足度を上げたい考え。

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■ダイヤ
JL31 東京/羽田(11:20)〜バンコク(15:40)
JL34 バンコク(21:55)〜東京/羽田(06:05+1)

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