茨城県知事、相次ぐ中国線運休に「何とも言い様がない」 運航再開やチャーター便に期待感も

茨城県

茨城県の橋本昌知事は、5月26日に開いた定例会見で、相次ぐ茨城空港発着路線の運休について、憂慮するコメントを発表した。

中国国際空港の杭州線の運休については、「機材繰りの都合としか聞いていないので何とも言い様がない、(再開見込みの)具体的な話は全く伺っていない」とした上で、春秋航空の揚州経由成都線の運休は、「春秋航空はもっと飛ばしたいというようなことを言っている」と運航再開に期待感を示した。その一方で、「他の空港でも中国便の運休や就航延期があるようで、心配している」と述べた。

また、三越銀座店開催している「茨城フェア」で三越銀座店の店長と歓談した際に、中国人の数は減っていないが売上は減っているとの状況を聞いたとした上で、どういう状況なのか掴みかねているとした。

茨城空港へは、7月30日にベトナム航空が初めてチャーター便として乗り入れるほか、7月16日からはジンエアーのチャーター便も運航を開始する。茨城県はチャーター便の積み重ねによって、定期便化を後押ししていきたい考え。

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