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北陸新幹線の勢い衰えず 楽天トラベル、「2016年春旅行人気上昇エリアランキングトップ10」を発表
楽天トラベルは、3月1日から4月28日までの国内予約人泊数をもとに、「2016年春旅行人気上昇エリアランキングトップ10」を発表している。ランキングでは、福井、富山、石川の北陸3県がそろってランクインしており、開業から1年が経とうとしている北陸新幹線の効果がまだ現れている。
1位には、前年比68.7%増で福井県がランクイン。北陸新幹線の開業効果によって認知度が高まり、観光客が急増している。福井市では前年比+98%増となったほか、映画公開で話題になった杉原千畝の資料館がある敦賀地区は前年比143%増と、上位10件の中で最も人泊数が増加した地域となった。
2位は、前年比57.8%増で和歌山県。3月までが対象のふるさと割旅行者や、インバウンド観光客に人気の観光県となっている。特にオスマン帝国軍艦「エルトゥールル号」遭難事件を題材にした映画の舞台となった串本地区は前年同期比113%増と福井県の敦賀にせまる増加率となっている。
3位には、前年比55.1%増で鳥取県がランクイン。松江自動車道の全線開通や鳥取自動車道の無料化などにより、関西をはじめ中国地方からの流入が増加した。