ANAのふるさと納税、ダブルマイルキャンペーンを実施中 1月10日まで
水陸両用バスにプール付きヴィラなど「人と違う体験」 2016年の学生旅行動向
エイチ・アイ・エスは、1月1日から3月31日までに出発する海外パッケージツアーの予約状況から、2016年の学生旅行の動向をまとめた。
2016年の学生旅行は、定番の旅先でも、人に話したくなるようなプランが選ばれる傾向となっている。例えばハワイにおいては、空港到着時に水陸両用バス「ダック」に出迎えられ海からワイキキに向かうなど、到着直後から人とは違う体験ができるプランが好評だ。また、グループ旅行ランキング4位にランクインしたバリ島では、「せっかくなのでみんなで同じ部屋に泊まりたい」「別荘のように部屋は別でも、同じリビングで盛り上がりたい」という意見があり、プール付きのヴィラ1棟を貸し切って滞在できるプランの人気も高まりつつある。プライベート空間を保ちながらもみんなで楽しみたいという傾向があるようだ。
昨年からの予約伸び率ランキングでは、ベトナムの新しいリゾートとして特に女性に人気の「ダナン/ベトナム」が1位となった。さらには、東京/成田からのLOTポーランド航空直行便が1月に就航したばかりの「ワルシャワ/ポーランド」、カリフォルニア・ディズニーランドがある「アナハイム/アメリカ」、新しいリゾートホテルが次々と建設されている「マカオ」などが上位に入っている。5位の「ゴールドコースト」に続き、6位以下にも「メルボルン」「ケアンズ」など、日本と季節が逆の南半球に位置するオーストラリア各都市の人気が上昇しているのも注目。ヨーロッパにおいては、フランス同時多発テロでの影響はあるものの、スペイン・イタリア・ドイツを中心とした周遊が人気を博している。
今年は燃油サーチャージが値下がり基調で旅行予算を抑えられる傾向にあるため、大学の友達、中学校・高校の友達、サークル仲間、恋人など同行者を変えて、複数回旅行に出かける学生が増えたのも特徴となっている。