ロッテ免税店、東急プラザ銀座に店舗開設 大阪に今年度中に展開し10年で売上高1,000億円へ

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ロッテ免税店は、3月31日、東京・銀座の数寄屋橋交差点付近にオープンした東急プラザ銀座の8階と9階部分に、首都圏で2カ所目の空港型市中免税店となる、「ロッテ免税店 東京銀座店」をオープンした。

ロッテ免税店 東京銀座店は広さ4,396平方メートルで、空港型市中免税店では最大規模。GUCCI、COACH、OMEGAといったグローバルブランドのほか、資生堂、サマンサタバサ、コーセーなどの日本ブランドも多く展開している。また、ロッテグループが買収したギリアンチョコレートや高麗人蔘などの韓国製品も販売している。

ロッテ免税店は2014年に関西国際空港に日本初となる免税店をオープンしており、日本2カ所目。オープン後1年で売上150億円を目標とし、年度内に大阪にも展開を計画。国内には4ヶ所から5ヶ所程度開設を目指し、向こう10年間で日本での売上高を1,000億円規模への拡大を目指す。1980年に韓国に本店を開店して以来、韓国国内で7店舗を展開。2012年にはインドネシアのジャカルタやグアムにも規模を拡大し、グローバル免税業界で3位にまで急成長した。今年度にはバンコクにもオープンする計画で、商品調達力と長年の店舗運営で培ったノウハウを活かし、日本の同業他社を出し抜く。

ジャン・ソンウク代表取締役は「最近、中国人観光客の誘致において(韓国の)最大のライバル国である日本での銀座店オープンを足掛かりとし、グローバル免税事業でのブランド競争力を高め『グローバルナンバーワン』の早期達成を目指す」と強調した。

記者会見とオープニングセレモニーには、モデルのチェ・ジウさん、人気グループEXO(エクソ)のD.OさんとCHENさん、ロッテグループの辛東彬会長、ロッテ福祉財団の辛英子理事長など日韓ロッテ関係者が集まり、盛大にオープンを祝った。

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