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JALグループ、格納庫で2016年度入社式 ゲストに松井秀喜さん
日本航空(JAL)をはじめとするJALグループは4月1日、羽田空港に隣接するJAL格納庫で2016年度の合同入社式を行いました。当日はボーイング777-200型機の機体番号「JA007D」をバッグに入社式を実施し、グループ各社すべての社長も列席しました。
今年度、JALグループへ仲間入りした新入社員は34社から合計1,468人。JALによると同社の新入社員数は客室乗務員が313人、業務企画職の事務系77名、技術系29名、運航乗務員訓練生62名、計481名となっています。JALの植木義晴社長は新入社員らに「多くの会社の中からJALグループを選んでいただき、本当にありがとう」と述べ、「今みなさんがもっている無垢な心、好奇心、情熱、キラキラ光る目の輝き、これこそがJALグループが必要としているもの。JALグループは世界一選ばれ、愛される航空会社を目指している。私はお乗りになったお客様から『やっぱり、JALでなくっちゃね』という言葉をいただきたいと思う。この夢の達成に先頭に立ち続けることをお約束する。みなさんがJALグループを選んでくださったこと、決して後悔はさせない。なぜなら、3万2000名の私の自慢の社員がついてきてくれているから。夢の実現に向かって、共に歩んでいきましょう」と訓示しました。
今年度の入社式にはニューヨーク・ヤンキースで活躍した元メジャーリーガーの松井秀喜さんもスペシャルゲストとして登場し、何も知らされていなかった新入社員らがどよめく場面も見られました。
松井さんは「本日はおめでとうございます。みなさんの強みは若さ。すべてをエネルギーにしてほしい。私はJALの飛行機にのってメジャーリーグに挑戦し、それ以来私はJALのファンです。これからも、JALのファンを沢山増やしてほしい。私も応援します」と、新入社員にメッセージを送りました。入社式当日、JALでは午前8時前に航空機の搭載計画や重心計画などを行う重量管理システムに不具合が起きた影響で、午前中の時点で羽田発着計46便が欠航、遅延便も多数発生。植木社長は「お客様にご迷惑をおかけし、深くお詫び申し上げます」と陳謝しました。原因は調査中で、現在はシステムが再稼働しているため、今後通常運航に向かうものとみられます。
入社式の最後には「明日の空へ、テイクオフ!」の掛け声のもと、折り紙ヒコーキを飛ばす毎年恒例のイベントも行われ、新入社員らはJALグループの一員として新たな一歩を踏み出しました。