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ANA、スカイトラックスから4年連続で「5スター」認定
全日本空輸(ANA)は、航空格付け会社のスカイトラックス社の「エアライン・スター・ランキング」で、2013年から4年連続で最高評価となる5スターを獲得した。国際線就航30周年を迎えた3月3日、成田空港で授賞式が開かれた。
5スターの認定を受けているのはANAのほか、アシアナ航空、キャセイパシフィック航空、ガルーダ・インドネシア航空、海南航空、カタール航空、シンガポール航空の計7社。空港から機内サービスまで、全800項目以上の採点項目の中から高いレベルのサービスを利用者が受けられる航空会社を5スターとして認定している。ANAはスタッフのサービスレベルが一貫して高いことや、グローバルカスタマーのニーズを踏まえたサービス改善に取り組んできたことが高く評価され、4年連続の5スターをなった。
ヒューストン国際空港でユナイテッド航空へ乗り継ぎの際に、預け入れ手荷物の一時受け取りが不要となる「I to I Program」を日本の航空会社として初めて実現。国際線・予約案内センターで新たに中国語対応を行い、日本語と英語では24時間365日対応としたほか、クアラルンプール就航を機に取り組んだハラール認定メニューの拡充など、外国人利用者へのサービスも拡充した。羽田空港で国内線と国際線を乗り継ぐファーストクラス利用者がLEXUSでターミナル間を移動できる「ANA & LEXUS CONNECTION」、日本初となる全自動荷物預け機「ANA Baggage Drop」やライブテレビの視聴サービス「ANA SKY LIVE TV」の導入も行った。