フィリピン航空、エアバスA350-900を最大12機導入へ

フィリピン航空,エアバスA350-900

フィリピン航空向けエアバスA350-900イメージ 資料提供:Airbus

 エアバスはこのほど、フィリピン航空(PAL)がA350-900を6機とオプションで6機、最大で12機発注する覚書(MOU)を締結したことを発表しました。
 この発表は、シンガポール航空ショーでフィリピン航空のハイメ・バウティスタ社長兼最高執行責任者(COO)とエアバスのファブリス・ブレジエ社長兼最高経営責任者(CEO)によって行われました。
 フィリピン航空が今度導入するA350-900は3クラス制の客室を装備します。同社はA350をマニラと米国西海岸やニューヨークを結ぶノンストップ路線や、欧州方面の新規路線に導入する予定です。A350-900は満席でニューヨークとマニラ間の8,000海里を1年中ノンストップで飛行することができます。
 最新の空力設計が採用されているA350 XWBは世界最新の航空機で、エアバスのワイドボディ機ファミリーの中では最も新しい機種。エンジンは最新のロールス・ロイス社製トレントXWBエンジンを搭載します。日本では日本航空(JAL)も発注しており、これまでに世界中の41社から合計777機の受注を獲得しています。