
エアバスとSIAEC、ワイドボディ機の整備施設新設へ © Toshio Tajiri/Flight Liner=14年11月
 SIAECが機体整備で大手航空機メーカーと協力するのは今回が初めてです。今後ジョイントベンチャーの設立に関して関係当局からの承認を得る予定で、SIAECがジョイントベンチャーの株式の65%を保有し、残りの35%をエアバスが保有します。
 今回の同意によって、SIAECが持つ幅広い整備経験および専門知識と、エアバスの航空機に関する技術的専門知識によるシナジー効果を生み出します。ジョイントベンチャーはSIAECから格納庫を2棟リースし、今後6年でさらに格納庫を2棟追加する予定です。
 SIAECはアジア太平洋地域において航空機の整備、改修、オーバーホール(MRO)サービスを提供する大手企業。80社以上の国際航空会社および航空宇宙機器メーカーを顧客に持ちます。