サーチャージゼロに JAL国際線

JAL

JAL国際線、約7年ぶりにサーチャージゼロへ © Toshio Tajiri/Flight Liner=14年5月

 日本航空(JAL)は2月9日、原油価格の下落を受け、国際線の燃油特別付加運賃(通称:燃油サーチャージ)を2016年4月発券分から適用しないと発表しました。燃油サーチャージがゼロとなるのは、当時3カ月ごとに適用額を決定していた2009年7月から9月の期間以来、約7年ぶり。
 JALはシンガポールケロシンの燃油市況価格に基づき燃油サーチャージの適用額を2カ月ごとに見直しており、今回は燃油サーチャージ適用の水準を下回ったため、日本発旅程はJAL国際線すべての路線で燃油運賃が非適用となります。
 燃油サーチャージ不要期間は2016年4月1日から5月31日発券分まで。6月以降発券分については4月に発表されます。
 今後、全日本空輸(ANA)も燃油サーチャージ非適用の措置をとる見込みで、海外の航空会社ではすでにキャセイパシフィック航空(CPA)と香港ドラゴン航空が(HDA)が2月発券分以降の日本-香港間と台湾間の燃油サーチャージをゼロにしています。