JAL、パイロット2名からアルコール検知 12月1日のメルボルン発成田行き、3時間11分出発遅延
天空から新春祝う JAL「初日の出フライト2016」
日本航空(JAL)は新春を迎えた元旦、上空から富士山と共に初日の出が拝める元旦限定の特別便「初日の出 初富士フライト」を羽田空港発着で実施しました。
JALによる羽田空港からの初日の出フライトは今年で7回目。便名は2016年1月1日の搭乗日にちなみ「JL1611便」。機材は全席本革シートで機内インターネットサービスが使える「JAL SKY NEXT(スカイネクスト)」のボーイング777-200型機(機体番号:JA009D)が投入されました。
同機には国内線仕様のファーストクラスシートが搭載されており、同クラスは8万円~12万円の価格帯にてJALカード会員限定で抽選販売されていました。元旦の名物とも言える航空各社の初日の出フライトは、販売開始から申し込みが集中するツアーで、JALによると羽田コースは約30分で窓側席が完売したという。
羽田コースに加えて、JALは今年で8回目となる成田発着の初日の出フライトも運航。
このほか、旅行会社等のチャーター便として成田からは787-8による「ビックカメラ初日の出プレミアムフライト」(抽選招待)、関西空港からはジェイ・エア(JAR)のエンブラエルERJ-170型機による「名鉄観光55周年記念企画 2016年元旦 初日の出フライト」、セントレアからは日本トランスオーシャン航空(JTA)の737-400による「ジンベエジェットで行く!世界遺産富士山を望む 2016年初日の出フライト」も実施されました。
パイロット3名、客室乗務員10名、乗客346名(幼児2名含む)の計359名を乗せたJL1611便は羽田空港を5時48分に出発し、D滑走路(RWY05)から6時4分離陸。
今回のフライトは富士山・福島県只見付近・茨城県上空等を通過した飛行ルートで、南アルプス付近に入ると機内にまぶしい光が差し込み、乗客は写真を撮るなどして天空からのご来光を楽しんでいました。
南アルプス上空旋回後、機内ではお楽しみ抽選会も行われ、国内旅行券3万円分や東京ディズニーリゾート1デーパスポートなどの当選番号が発表されると、乗客からは拍手と歓声があがっていました。
初日の出フライトに搭乗した植木社長は到着後、「今年は中期経営計画(2012~2016年度)の最終年。これをしっかりと全員で力を合わせて完遂していく。中期経営計画を2012年につくったとき、フルサービスネットワークキャリアとして今後もしっかりと生きていくと世間にお誓い申し上げました。そういう意味では世界一の商品・サービス、これをみんなで真心を込めて提供できる会社になっていきたい」と、今年の抱負を述べました。