アパホテル、「アパホテル〈福島駅前〉」竣工 全面断熱一体工法採用した世界初のホテルに

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アパグループは12月17日、「アパホテル〈福島駅前〉」を建設すると、記者会見で発表した。開業は2017年3月を予定している。

アパグループの元谷外志雄代表は、「本ホテルは、カナフレックスとの共同開発による、世界初の全面断熱一体工法「APA ECO UNIT SYSTEM」を採用した、 福島市内最大級のホテルとなる。アパホテルは、「高品質」「高機能」「環境対応型」をコンセプトとした新都市型ホテルとして、進化するホテル開発を行っている中、本ホテルが最も最新鋭の技術を導入するホテルとなる。福島県内は、先の震災から年々復興していく中、アパグループとしてホテルを建設し、ビジネスマン・国内観光客・訪日観光客等の数多くの宿泊客を福島県内に誘致することが復興の手助けになると考えている。今回の世界初となる全面断熱一体工法「APA ECO UNIT SYSTEM」導入により、福島から世界へ向けた発信を行い、アパホテルが福島復興の起爆剤となっていく」と述べた。

「APA ECO UNIT SYSTEM」は、従来の内断熱工法でも外断熱工法でもなく全く新しい概念で開発した低コストで省力化と環境対応を実現させた未来型の外壁システム。カナフレックスコーポレーションが開発した高強度・軽量・高断熱特性をもつ新素材の「カナクリート」の外壁に、外装仕上げと樹脂サッシ、内装仕上げなど外壁に必要なすべての要素を工場で一体化させ現場で取付ける工法。工事コストは従来と変わらず、施工期間短縮や有効販売面積を増やすことにも成功した。この工法を導入する世界初のホテルとなる。

地上14階建て全362室を有し、1階にはレストランと露天風呂付き大浴場を設ける。全客室にはオリジナルのユニットバスやオリジナルベッドの「Cloud fit(クラウド フィット)」、オリジナル3Dメッシュ枕、高級羽毛布団、50型以上の大型テレビ、無料Wi-Fiを導入する。最上階の「デラックスツインルーム」には60型クラスの大型テレビを設置する。アクセスは、JR福島駅から徒歩2分。

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