日本初 ピーチ、CAPAの「アジア太平洋地域 LCCオブ・ザ・イヤー」受賞

ピーチ井上代表取締役CEO

ピーチの井上代表取締役CEO © Toshio Tajiri/Flight Liner=15年2月

 LCC(格安航空会社)のピーチアビエーション(APJ)はこのほど、航空業界における独立系シンクタンクであるCAPA Centre for Aviationより、「2015年 アジア太平洋地域 LCCオブ・ザ・イヤー」(2015 Asia Pacific Low Cost Airline of the Year)を受賞したと発表しました。CAPAから同賞を受賞するのは、日本を含む北東アジアのLCCとしては初めて。

 CAPAは毎年、業界を取り巻く環境が変化する中で、成果だけではなく、それに対応すべくリーダーシップを発揮し、業界をけん引している航空会社、空港を表彰する「CAPAアビエーション・アワード・フォー・エクセレンス」を開催しています。

 ピーチが受賞した「2015年 アジア太平洋地域 LCCオブ・ザ・イヤー」は、アジア・太平洋地域において特にすぐれた実績を残したLCCに贈られるもので、CAPAはピーチが日本経済に明らかなメリットをもたらしていることや、同社の2年連続黒字達成、日本市場におけるLCCモデルの成功実績、従来は考えられなかった利用形態の掘り起しに成功したこと等を高く評価しています。

 今回の受賞について、ピーチの井上代表取締役CEOは「このたびの受賞により、ピーチはアジア有数の航空会社として認められたこととなります。ピーチは、これからも安全運航に何よりもこだわりながら積極的に路線拡大を進め、お客様にはこれまで以上に新しい形の航空機利用を楽しんでいただけるよう努力を重ねてまります」と述べています。