ピーチ、宮城県と連携 第4拠点計画の仙台空港利用促進で

ピーチアビエーション

宮城県と連携したピーチ © Toshio Tajiri/Flight Liner=15年1月

 LCC(格安航空会社)のピーチアビエーション(APJ)はこのほど、宮城県と連携した仙台空港利用促進キャンペーン「さらっぴんな 冬の東北旅」を実施すると発表しました。

 このキャンペーンは観光需要拡大の一環で始まった企画で、宮城県が「創造的復興」として取り組んでいる2016年の仙台空港民営化を契機とした東北地域の活性化に貢献します。20~30代の女性をターゲットとし、ピーチは仙台線のさらなる利用と東北の観光周遊を促進したい考えです。

 キャンペーンの具体的な内容は、約30の魅力的な観光企画を掲載し人気投票を実施。投票すると抽選で20名に仙台線の航空券購入時に利用できるピーチポイント1万円分が当たります。

 また、特設サイトに人気投票の結果を発表するとともに、人気の高かった観光企画について、ピーチの客室乗務員が実際に現地を旅行し、その魅力を伝える体験レポートを掲載します。現地で撮影した「Peachポーズ」の写真を投稿すると抽選で計100名に宮城の魅力を詰め込んだ「マッチ箱マガジン」が当たる写真投稿企画「東北でハイ・ピーチ」も同時展開します。

 ピーチは仙台空港の第4拠点化を計画しており、2017年夏までに同空港を起点とする国内線、国際線の複数路線の運航を行う予定です。ピーチの仙台空港拠点化は関西、那覇、成田空港に次ぐ事業展開。仙台空港をハブ化することで夜間駐機も可能となります。