「ツアーコンダクター・オブ・ザ・イヤー」、グランプリはジャッツの比企真由美さん 添乗中の献身的応対が評価

日本添乗サービス協会が選定する「ツアーコンダクター・オブ・ザ・イヤー」2015のグランプリ(国土交通大臣賞)に、日本旅行グループのジャッツの添乗員、比企真由美さんが選ばれ、「ツーリズムEXPOジャパン」で表彰式が行われた。

比企さんは「海外を飛び回る職業に就きたい!」との思いから、高校卒業後に国内の英会話専門学校で英語の基礎を固め、その翌年となる1990年より、単身カナダのアルバータ大学に留学をして英語のスキルアップ行った。91年に帰国後、添乗員として仕事に就き、93年に添乗員派遣会社であるジャッツに登録。海外、特にヨーロッパのパッケージ旅行を中心に添乗を重ね、ジャッツの中心的添乗員として活躍。添乗日数は3,409日でうち3,284日が海外添乗、経験年数は24年のベテラン。2015年4月にヨーロッパ添乗中の、特別な配慮を必要とするお客様に対する献身的な応対が評価された。

比企さんは、「この度、この様な大きな賞を頂戴したことを大変嬉しく思っております。あらゆる場面で未だ悩み続ける私を、導き、支え、励まして下さる会社の方々、諸先輩方、仲間達に、そしてお客様に心から感謝いたします。旅の中でいかにお客様に寄り添えるかは私達にとって永遠のテーマとなる。 その寄り添い方は時代に合わせて変化し、お客様によって変わります。 少しでも旅行を楽しみ、ご満足頂けるよう、今回の受賞を励みに更なる精進をしてまいります」とコメントした。