ANA、中南米へのネットワークを拡大

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中南米へのコードシェアを拡大するANA © Toshio Tajiri/Flight Liner=14年5月

 全日本空輸(ANA)はこのほど、中南米へのネットワークを拡大させ、コロンビアのアビアンカ航空(AVA)とコードシェア(共同運航)を新規に開始すると発表しました。これにより、2015年10月25日搭乗分より、日本から米国および英国経由でコロンビア、エルサルバドル、グアテマラ、ホンジュラスの4ヵ国に、ANA便名で渡航することが可能となります。

 アビアンカ航空運航によるANA便名の新規コードシェア路線は、コロンビアのボゴタ発着でニューヨーク、ワシントン、ロサンゼルス、ロンドン線とニューヨーク-メデジン線、エルサルバドルのサンサルバドル発着でニューヨーク、ワシントン、ロサンゼルス、シカゴ、サンフランシスコ線、ロサンゼルスーグアテマラシティ線、ニューヨーク-サン・ペドロ・スーラ線。

 両社のマイレージ会員は継続して、マイレージの積算と特典の利用が相互に可能です。スルーチェックイン、スルーバゲージも出発時の空港において継続して利用できます。

 更に、太平洋路線における共同事業のパートナーであるユナイテッド航空(UAL)とのコードシェアも拡大します。対象路線はヒューストン-サンティアゴ線で、10月25日搭乗分より、新たにヒューストン経由での日本=サンティアゴのフライトも、ANA便名で利用できます。

 アビアンカ航空はコロンビアのボコダ、エルサルバドルのサンサルバドルなどをハブ空港とし、ラテンアメリカを代表する航空会社。152機の機材を保有し、米州と欧州の25カ国、100カ所以上に就航。ANAも加盟しているスターアライアンスには2012年6月から所属しています。