天草エアライン、エンジンから白煙 計3日間で全便欠航

天草エアライン,ボンバルディアDHC-8-Q100

右側エンジンから白煙が発生した天草エアラインのボンバルディアDHC-8-Q100 © Toshio Tajiri/Flight Liner=14年12月

 天草エアライン(AHX)は10月13日、ボンバルディアDHC-8-Q100型機の機体番号「JA81AM」が天草空港着陸後に機体右側エンジン部分から白煙が発生するトラブルがあったと発表しました。この影響で、10月16日までの全便欠航が決まっています。

 これは10月13日の福岡発天草行きAMX108便で起こったもので、No.2エンジン(進行方向に向かって機体右側)部分から白煙が発生し、エンジン火災を知らせる計器が点灯したため、飛行機は滑走路上で停止しました。

 その後、コックピットにて消火操作を行い、火災を知らせる計器表示は消灯、安全を確認した後に乗客乗員は降機しました。乗客38名及び乗員3名にけが人はありません。機体は引き続き天草空港の滑走路上に駐機しており、10月14日9時より、警察及び消防の現場検証を行う予定としています。

 天草エアラインでは10月14日から同月16日までの天草-福岡線の全便欠航を決めており、10月17日以降については決まり次第、発表されます。