ふるさと旅行券が人気 楽天トラベル、2015年秋の人気急上昇エリアランキングを発表

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楽天トラベルは、秋の旅行期間の「人気急上昇エリアランキング」を発表した。

2015年の国内旅行は前年同期比+38.5%と好調に推移し、宿泊単価は4.1%増、半年前以上の予約は96.9%増と早期予約、高単価な商品が人気となっている。訪日外国人も87.8%増と好調に推移しており、人泊数の多い順では大阪、東京、京都の順となっている。

伸び率ランキングでは、前年同月比133.4%増と大幅な上昇を見せた和歌山県が第1位となりました。開創1200年を迎えた高野山では10月から「秋の特別公開」が行われ、紅葉の見ごろも重なることから、橋本・高野山エリアは同276.3%増と好調となる。また、最大3万円割引となるふるさと旅行券、「和みわかやまプレミアムクーポン」とも相まって旅行需要が高まっている。

第2位、3位は富山県(99.8%増)、石川県(97.8%増)と北陸の2県がランクイン。富山県は8月31日開催のふるさと旅行券「富山で休もうクーポン」のプロモーション展開が奏功、秋の旅行需要を獲得に成功した。特に、世界遺産登録20週年を迎えた五箇山を含む高岡エリアが106.6%増と伸張している。石川県は3月の北陸新幹線開業効果が継続。また、金沢〜七尾〜和倉温泉間を運行する七尾線観光列車「花嫁のれん」が10月3日に運行開始となり、同列車が通るエリアが好調となっている。

■2015年秋の旅行先伸び率ランキング(括弧内は前年同期比)
1位:和歌山県(+133.4%)
2位:富山県(+99.8%)
3位:石川県(+97.8%)
4位:広島県(+96.6%)
5位:宮城県(+73.0%)
6位:福島県(+70.5%)
7位:青森県(+59.2%)
8位:滋賀県(+58.2%)
9位:福井県(+57.8%)
10位:高知県(+56.0%)

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