ANA、国内線「新自動チェックイン機」導入 今年度中に全51空港へ

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国内線「新自動チェックイン機」を導入したANA © Daisuke Tsukida/Flight Liner=12年4月

 全日本空輸(ANA)はこのほど、簡単・スピーディーな操作を実現する「新自動チェックイン機」を松山空港に10月5日から導入したと発表しました。2015年度中には順次ANAが就航する国内の全51空港において自動機の刷新を進めます。

 新自動チェックイン機は、操作画面が17インチから19インチに拡大し視認性が向上します。画面のデザインも一新し、必要な手続きが画面の案内にそって簡単にできるようになっており、現在の手続き状況も一目でわかる設計になっています。

 新自動チェックイン機で利用できる主な機能はチェックイン、航空券新規購入、マイル登録、領収書発行、フライト・座席の変更、Edyメニュー等。

 また増加する海外からの訪日客に対応するため、日本で初めて日本語、英語、中国語(繁体・簡体)、韓国語の4ヶ国語・5言語の案内を用意しています。

 さらに、従来カウンターで行っていた新株主優待券の利、欠航や遅延時などの予約変更や払い戻、チェックイン済みの乗客の座席変更、マイル登録、領収書の発行、国際線航空券所持者の国内区間のチェックインなど新しい機能が順次追加されます。

 今後の新自動チェックイン機導入スケジュールは10月に松山・中部・福島・釧路・富山・青森・佐賀・函館・女満別・秋田・旭川・新潟・紋別空港、11月に稚内・岡山・熊本・仙台・米子・宮古島・神戸・利尻・中標津・広島・五島福江・岩国・大分・庄内・宮崎・大館能代・鳥取・徳島・新千歳・静岡・壱岐・能登・萩石見空港、12月に羽田・新石垣・長崎・対馬・八丈島・小松・関西・高松・山口宇部・成田空港、1月に伊丹・那覇・福岡・鹿児島・高知空港へ導入される見込みです。