アパグループ、幕張の増築第2弾の建設着工 来秋開業へ

アパホテル

アパグループは、ホテル単体として日本最高層となる「アパホテル&リゾート〈東京ベイ幕張〉」の増築第2弾となるイーストウイングの建設に着工した。2016年10月の開業を予定する。

イーストウイングは客室全500室と女性専用の露天風呂付き大浴場、和食レストラン施設を併設。トリプル26室、ツイン268室、ダブル62室、シングル144室と、外国人や観光客の宿泊にも対応する。自動チェックイン機、全館LEDを導入するほか、全客室にオリジナルユニットバス、アパホテルオリジナルベッド「Cloud fit(クラウド フィット)」、50型大型テレビ、無料Wi-Fi、ハイグレードアメニティを導入する。

アパグループの元谷外志雄代表は、「10年前にこの日本最高層ホテルを取得したことが今のブランドアップに繋がっている。当時、全体容積の40%しか使われておらず、増築を見込んで入札に臨み取得することができた。この8月には月間稼働率95.6%を達成しており、取得時と比較して運営状況は大幅に改善した。この度の500室増築による2,001室体制となっても平均90%以上の稼働率を見込んでいる。イーストウイングには女性専用の大浴場や和食レストランなどを設置し、ホテルに泊まっていただくことを楽しんでいただく『アーバンリゾート』をコンセプトとしている。アパグループは2020年までの第二次頂上戦略において、国内で断トツNo.1のホテルチェーンを目指し、いよいよ海外への展開を計画している。東京ベイ幕張においても、まだまだ容積が残っているため、推移を見ながら次の計画を構想していきたい。」と述べた。

アパグループは、2005年に西武鉄道から幕張プリンスホテルを買収し、「アパホテル&リゾート〈東京ベイ幕張〉」をオープン。大浴場の新設やシングルルームのツイン化を行った。また、2014年にはウエストウイングをオープンし、500室を増室している。

■関連記事
アパグループ、みなとみらいに高層ホテル建設 2,400室規模に

詳細はこちら