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8月26日、ニューヨークに着陸したジャマイカ・キングストン発のジェットブルー航空の機内で女性客2人が暴行を伴うトラブルを起こし、最終的に催涙ガスが機内に充満する事件が起きた。現地のメディアが伝えた。
問題となっている女性は、ジーン・バレンティンさん、メアリー・キャナディーさんの2人で、他の乗客を押し退けて降機しようとするバレンティンさんとキャナディーさんが喧嘩を始め、近くにいた男性客が仲裁に入った。そこで、バレンティンさんはキャナディーさんとその仲裁に入った男性客に眉毛用カミソリで斬りかかった。それに対抗して、バレンティンさんは自ら所持していた催涙スプレーを発射した。催涙ガスは機内に充満し、乗客7人が喉の痛みを訴えた。
バレンティンさんは危険物所持と傷害の疑いで、キャナディーさんは危険物所持の疑いでそれぞれ刑事裁判を受ける模様。今回の事件では、スプレーやカミソリの所持を見逃したジャマイカでのセキュリティ検査の過程に問題があったのではないかとの見解もある。