JTBとPayPal、電子チケット「PassMe!」の提供開始 訪日観光分野でも連携へ

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ジェイティービー(JTB)とPayPalは、パートナーシップを締結し、7月23日より、スマートフォン専用おでかけ電子チケットサービス「PassMe!」サービスの運用を開始した。

「PassMe!」は、日帰りレジャーや週末のおでかけ時の情報収集、チケット購入、施設でのチケット提示と入場(認証)までを、全てスマートフォン上で完結させることができる電子チケットサービス。LINEビジネスコネクトを活用し、利用者の居住地情報を基にしたおすすめ情報を提供する機能なども提供する。

これにより、ユーザーはチケット購入の列に並ぶこともなくチケットを購入することができ、チケットをなくす心配もない。施設や店舗側は端末の導入などの設備投資やシステム利用料などの固定費は必要なく、無償で貸与される専用スタンプを使用することで、簡単に「PassMe!」への参画が可能となる。

チケット購入手段には、クレジット決済に加えてPayPal決済を導入。一度のログインだけでカード情報の入力の必要なく、登録から購入までを簡単に完了させることができる。不正検知や年中無休のカスタマーサポート、買い手の保護制度も標準装備されている。

国土交通省の調査によると、訪日旅行客の旅行出発後の情報源の第1位はスマートフォンからのインターネット接続であることから、今後は訪日観光でも戦略的パートナーシップを展開していく。

サービス開始時点では加盟施設234ヶ所、約500種類のチケットを取り扱う。2015年末時点で利用者数10万人、加盟施設3,000ヶ所、6,000種類のチケット取り扱いを目指すとしている。

サービス開始を記念して、8月31日まで、全国100ヶ所のお出かけスポット使える180種類のチケットで大人チケットを2枚買うと、子供チケットが無料になる特別チケットを枚数限定で提供。また、8月25日まで先着2,000名に、PayPal決済で次回500円割引クーポンをプレゼントする。

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