エアバスA330型機のオーバーラン防止システムをEASAが認可 初号機は大韓航空に引き渡しへ

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エアバスは、A330型機の滑走路オーバーラン防止システム(ROPS:Runway Overrun Prevention System)搭載の認可を欧州航空安全庁(EASA)より取得したと発表した。

ROPSはオーバーランを防止することで事故を軽減させるシステムで、2009年10月にはA380型機、2013年8月にはA320型機でEASAから認可を取得。A350型機では基本構成の一部となっている。これにより全エアバス機でROPSの利用が可能となる。ROPSを搭載した最初のA330型機が、大韓航空に引き渡される予定。

近年、民間航空機の事故の原因の多くがオーバーランで、これにより多くの事故を防ぐことができるとしている。

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